経営規模Xは、「工事種類別年間平均完成工事高X₁」と「自己資本額及び平均利益額X₂」によって評価されます。
工事種類別年間平均完成工事高 X₁
工事種類別年間平均完成工事高x₁とは、
建設業許可を受けた業種のう工事種類別年間平均完成工事高 X₁ち経審を希望する業種について、
直前2年間(激変緩和措置利用の場合は3年間)の平均完成工事高
により点数を算出します。
※激変緩和措置とは、建設業者のリストラや急激な受注減等の事情の変化があった場合、
経審への影響をなるべく少なくするための措置です。
審査対象年だけでなく、前年又は前々年までの平均を選択できる審査項目があります。
完成工事高のみでの評価ですから、その内容が元請なのか下請けのなのか、
公共工事であるのか民間工事であるのかは問われません。
単純に財務諸表の完成工事高で評価されますので、
当然、規模の大きい会社の方が高い評価を得ることになります。
X₁の点数の幅は、397点から2309点であり、
完成工事高がゼロであっても397点が与えられ、
1000億円以上はすべて最高点の2309点とされます。
自己資本額及び平均利益額 X₂
自己資本額及び平均利益額X₂は、
「自己資本額X₂₁」と「平均利益額X₂₂」によって評価されます。
X₂の評点は、X₂₁とX₂₂の評点テーブルから得られたそれぞれの評点を、
以下の計算式でによって計算して算出されます。
自己資本額X₂₁は、貸借対照表上の負債純資産合計から負債合計を引いた
「純資産合計」で評価されます。
自己資本額には、激変緩和措置の適用があり、
基準決算のみ、又は審査対象年度と前年度の2年平均
のいずれかを選択するとができます。
点数の幅は、361点から2114点です。
また、平均利益額X₂₂は、「営業利益」と「減価償却実施額」の合計を、
審査対象何度と前年度の2期平均をとることにより評価されます。
計算式は、次のとおりとなります。
この数値を評点テーブルの該当する計算式で求められた数値がX₂₂となります。
点数の幅は、547点から2447点となります。
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